2014.03.28健康・医療
3月末にもなって、未だに流行しているB型インフルエンザの特徴
最近耳にして印象に残った話。
夜こどもを寝かしつけようと、ふと見ると何となく顔が赤くて目がトロンとしている。念のため体温を測ると約38度。
「まさかインフルエンザ?」と心配になるが、とりあえず一晩寝かせて様子をみることにした。
翌朝、再度熱を測ると36度台後半。思い過ごしかと胸をなで下ろして学校(幼稚園・保育園)へ行かせたが、やはり体調が優れないとの連絡があり早退。
小児科を受診すると残念ながら、ばっちりインフルエンザに罹患していたという内容。
娘の主治医(小児科)の話によると、今年(2014年)我が家の周辺(横浜市青葉区・川崎市麻生区)で流行しているB型インフルエンザは比較的発熱が低温で、
- 夜発熱があっても朝には熱が下がっていて、つい安心して学校に行かせる
- ⇒もちろん本人は自覚無くウイルスを拡散
- ⇒感染範囲の拡大
…… というパターンがほとんだそうなので、朝は熱が下がっていても、その夜また上がるようならば、念のため小児科か内科を受診して、感染有無の確認をしておいた方が良いでしょう。
この冬の関東地方は雪が多かったことと、平均気温が非常に低かったことが特徴で、インフルエンザの流行期間も3月、4月までかかる見込みで大変長いようです。そして未だ流行は収束しきれていないとのこと。
花粉症の時期とも重なり、ダブルで激しく発症している悲惨な方も多いと。
B型インフルエンザの特徴
- 上気道炎
- 気管支炎
- 発熱(比較的低いことが多いが、40度近い熱が出ることも)
- さむけ・悪寒
- ふるえ症状
- 咳
- 痰がからむ
- 頭痛
- 胃炎
- 全身のだるさ・倦怠感
- 関節痛
- 筋肉痛
- 腰痛
- 体重の減少
インフルエンザ、咳などについてはこちらも参考にしてください
- インフルエンザに麻黄湯は体質や飲む時期によっては逆効果の可能性も。
- 「インフルエンザで早めの受診は間違い」という、現場臨床医からの警鐘。
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- 医薬品ネット販売の賛否は一旦さておき、現場ではたらく薬剤師が考える他愛もないけど重要な事。
実は冬の一般的な風邪症状とそっくりです。
また、赤ちゃんは自覚症状を言葉で訴えることが出来ないので、兄弟姉妹の居るご家庭では、特に注意深い観察が必要です。
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