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2013.11.13経営、薬局運営

相談薬局の人はきっと、誰もが抱いている他愛もないけど重要な感覚

けいこ不足を幕は待たない

様々な健康不安をほぼ一切の予告なしで訴えられ、しかもその場で明確な答えを求められる場面が多い相談薬局の店頭はいつも待ったなしです。会社や学校などに置き換えて言えば、毎日超重要な会議や発表の演壇に立たされ、取引先企業の重役などVIP相手に所謂サシでプレゼンをするようなものです。

だから私達は相談応需の際には常に緊張しながらお客様と向き合うことになります。いざ相談に入ると、そのお客様が最も不安に感じている内容(悩みや主訴)への最善策を、教科書通りに伝えるのではなく難しい理論を噛み砕いて分かりやすくお話しします。

しかし一言一句に気を配って説明をしていても、それでも咄嗟に上手な表現が出来ず、揚げ足を取られて「ただ商品を売りつけたいだけだろう」などといった、とても悲しい誤解を受けることも多々あります。

まぁ数え切れない事例・症例に遭遇して成功と失敗を繰り返しながら、お客様の気持ちに応えられる知識や話し方を身につけていくんですよね。

 

店頭の全てをお客様から教わる

毎回そんな苦心をするからこそ、本気で伝えたい内容や気持ちを理解された瞬間に得られる充実と達成の合いまった快感は崇高で上手く言い表すことが出来ません。これは対話で成立する他の業種でも共感される方が多いのではないでしょうか。

そしてそこからがお客様の養生の始まりであるのと同時に、自分とお客様との本当の信頼関係を育てていくストーリーの始まりとなるのだと考えると、一層身が引き締まる思いでお仕事をしています。

こういった感覚は薬剤師・登録販売者・その他肩書を問わず、誠意をもって仕事をしている日本の全ての相談薬局・漢方薬局のスタッフの胸にあるものと信じています。

ぶらりと立ち寄られた方、既存のお客様からのご紹介で店頭にお見えになった方、遠方より電話で相談して下さる方、ネットから問診票を送って下さる方、どんな方法であれお声をかけて下さる皆様とのご縁に心より感謝いたします。

 

追記

気まぐれに書いたこの記事に意外なほど反響を頂きましたので、加筆・修正して正式な意見としてこちらに公開しました

 

漢方薬局ならではの情報は以下も参考にして下さい

 

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