2014.06.01>自家製「くろずらっきょ」の漬け方
【解説】「創始本舗 くろずらっきょ」を自宅で漬ける方法(動画あり)
↑「創始本舗くろずらっきょ」を自作する手順を、お客様が撮影・編集してくださいました。
チャレンジ予定の方はサント薬局が公開しているレシピ(下記)と合わせて、是非参考にしてみてくださいね。
自家製の食べる漢方薬「くろずらっきょ」を漬けてみよう
今ではカレーライスの漬け合わせ程度の認識の方が多い「らっきょう」ですが、もとは肺炎や喘息、そして心臓病などの漢方薬原料として重用されていたことは以前お伝えしました。
そこで今回は「創始本舗 くろずらっきょ」をご家庭で簡単に作るためのレシピをご紹介しましょう。
材料
- 鳥取砂丘らっきょう・・・3kg
- 坂元のくろず(1年醗酵熟成・赤箱)・・・1400cc
- ハンガリー産アカシア蜂蜜「たんみつ」・・・750g
- 天然塩・・・100g
- 本みりん・・・350g
必要なくろずと単蜜
こちらのレシピに従って算出すると、次のようになります。
砂丘らっきょう | 坂元のくろず(1L) | たんみつ(750g) |
3kg | 2本 | 1本 |
4kg | 2本 | 2本 |
5〜6kg | 3本 | 2本 |
7〜8kg | 4本 | 3本 |
9kg | 5本 | 3本 |
10kg | 5本 | 4本 |
20kg | 10本 | 7本 |
30kg | 14本 | 10本 |
50kg | 24本 | 17本 |
各単価
- 坂元のくろず(1L)…… 2,400円
- ハンガリー産アカシア蜂蜜「たんみつ」……2,400円
作り方
【1】漬ける容器を準備する。
梅酒用保存ビン容量 |
8L | 5L | 3L |
らっきょうの量 | 4.5kg | 3kg | 2kg |
- 耐熱用であれば煮沸消毒、または熱湯をかけ、乾燥しておく。
- 耐熱用でなければ、少量のホワイトリカーで内壁全体を念入りに消毒しておく。
【2】らっきょうの塊をほぐし、根と茎を切り落とす。 (根は2ミリ位のところを、茎は硬い身の硬い部分を残して切り落とす)
【3】予洗いをする。 切ったらっきょうは、大きめのボールに入れ、流水でやさしく洗うと、ある程度薄皮がはがれる。
【4】一粒ずつ丁寧に洗う。 水を張ったボールに、予洗いしたらっきょうを入れ、一粒ずつきれいに洗い、ザルにあげる。
- 汚れた皮を取り去り、変色部分は包丁でそぎ取る。
- 皮の間に入り込んでいる砂に注意!もしも砂が透けて見えたら、勿体無いようでも一皮むいて完全に砂を洗い流す。
【5】本洗いをする。 再度ボールに戻し、更に流水で残りの浮いた薄皮などを静かに流して(3~4回)から、らっきょうをザルに戻して、最後に念押しで流水で砂を流し、水を切る。
【6】保存用の容器に入れる。 ふきん又はキッチンペーパーなどで水気を拭きとり、容器に入れる。※漬け汁を注ぐまでの間、虫などが近寄らないよう、フタをしておくこと。
【7】漬け汁を調整し、【6】に注ぎ入れる。
材料2.~5.を全て鍋に入れる。
※この時「たんみつ」を最初に開けた後、内壁に残った蜜を黒酢で洗いながら鍋に入れると、全ての材料を無駄なく利用できる。
鍋を火にかけ、アクを取りながら沸騰直前に火を止め、熱いうちに少しずつ【6】の保存ビンに注ぎ入れる。
※らっきょうに当てるように注ぐと、熱い漬け汁がビンに直接当たらないのでガラスが割れたりする事故を防ぐ。
らっきょうが顔を出さない程度に、しっかり浸っていることを確認すること。
【8】冷めるまではフタをしないでキッチンペーパー等をかぶせておき、冷めたらビンの蓋をして冷暗所で保存し、時々かき混ぜる。3ヶ月以上漬ければ出来上がり。
また、黒酢らっきょうを食べる目安は…
- 心臓疾患や呼吸器疾患を患っていて、漢方薬代わりに食べる場合…1日5〜6個
- 特に健康に不安がなく予防的な目的で食べる場合…1日4〜5個
「くろずらっきょ」を食卓で活用する
- 黒酢らっきょうの漬け汁は、そのまま調味料入れ(醤油さし)に入れておく。(下準備)
- 歯ごたえの無くなった黒酢らっきょうをみじん切りにしてビンに保管しておく。(下準備)
- ポテトサラダを作るときに、みじん切り黒酢らっきょうを適量加えると、一段と美味しくなる。
- 納豆に好みの薬味と一緒にみじん切り黒酢らっきょうを適量加えると、納豆独特のにおいがマイルドに。
- チャーハンをつくるとき、みじん切りらっきょうを加えると味にコクが出る。
- 「くろずらっきょ」を漬けた汁で作る、きゅうりの佃煮(漬け汁が無くても出来ます)
- その他『くろずらっきょ』を用いたレシピ
その他、「くろずらっきょ」に関する記事はこちらも参考にして下さい
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平成7年から店頭での販売も
このようにして研究・開発した黒酢ラッキョウを「創始本舗 くろずらっきょ®」と命名して発売したのが平成7年。以来現在にいたるまで、多くの方に常食していただいております。
なお、現在医師からお薬を出されている方が、薬を服用する期間中に黒酢ラッキョウを食べても一切問題ありません。
メタボリックシンドローム、生活習慣病の予防や、いろいろな病気治療の補助に自信をもってお薦めいたします。
注目の話題
今回用いた材料の鳥取砂丘らっきょうと鹿児島黒酢は、生産方法や品質も含む厳格な基準をクリアした特産品について、国が「この産地特有の優良ブランド品」とのお墨付きを与えて商品価値を高め、生産者所得の増加や輸出促進を図り、国内農業強化につなげたい考えて2015年の制度導入を目指している、特産ブランド:価値向上への新表示制度の対象です。
(上の写真は、ご家庭で実際に漬けられたサント薬局のお客様からご提供頂きました)
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