2017.02.23メディア出演・掲載など
上方の落語家・桂春蝶さんとのご縁をいただく
先日ご縁をいただいた上方の落語家・桂春蝶さんが、ご自身のラジオ番組にて当薬局の事を話題にしてくださいました。 さらにその後、放送中に山浦が電話出演までさせていただくという展開に。事の顛末は以下の通り。
本稿おわりに実際の放送アーカイブをYouTubeで埋め込んでありますので、是非ご視聴ください。
1月30日 佐々木優太さんからの打診
2017年1月30日、当薬局が公式に応援している神社巡拝家の佐々木優太さんから連絡を受ける。
聞けば、日頃彼がお世話になっている落語家の桂春蝶さんという方が、このたび新作落語を創作する際に「薬」を題材にしているらしい、それを耳にした佐々木さんが取材対象として山浦卓を推してくれたのだと。
果たしてウチのような場末の薬屋がお役に立てるかどうか自信が無いものの、もしも機会があるならば遠慮なく声をかけていただくよう携帯電話の番号を伝える。
2月5日 桂春蝶さんからの電話
数日経ち、実は多忙にかまけて上のような話もすっかり忘れてのんびりと過ごしていた休日の午後、オフには滅多に鳴らない私の携帯電話が馴染みのない番号を着信。
仕事を予感して家族から離れて電話に出てみると、声の主は桂春蝶さんだった。
私はときどき雑誌やテレビ番組から取材の依頼を受けることがあるが、担当者からの打診の時点での主旨説明が分かりにくいと、取材当日までの準備が思うように出来ないことがある。
今回のご依頼はいわゆる時代考証。設定された時代の庶民の健康事情や関心と薬の関係や薬局の名称・呼称、薬草の用いられ方など。
この時春蝶さんは、彼が得たい情報の要点を散らかさず、私からどんな話を聞きたいという主旨を分かりやすく指示される。
初めてお聞きする春蝶さんの声は流石プロの噺家さんなだけに、とても通る声で抑揚が有り話が耳にスッと入ってきた。
ここからはメールのやり取りで2月17日の正午、当薬局でお会いする約束をする。
期日までに資料・文献を集めて検討、まとめておくつもり。
2月17日 桂春蝶さんと初対面
その日は朝から快晴。お陰様で朝から店頭は立て込んでいた。
午前中、できれば朝のうちにこれまでに集めた時代考証に関する手書きのメモをテキストエディタで要約・清書しておこうとするも、お客様に呼ばれて全く集中できないまま時間が過ぎる。
そして正午前。約束の時間より少々早めに薬局の自動ドアが開く。
お洒落なニットにパンツを合わせた爽やかなファッションで現れた春蝶さんのことを知らない人が見ても、絶対職業を当てることは出来ないだろう。
ご挨拶してから預かっていた宿題を、汚い手書きのメモを詫びながら提出。
その場で湧き出した新作落語に関するアイデアを聞いたり、私が思いついた提案を差上げたりと打合せした後、不意に春蝶さんは自身の抱えている不調についての相談をしたいと切り出された。
もちろんそれは私の得意分野の話だし、予め次の相談予約までの時間にゆとりをもたせておいたので身体のメカニズムやその改善策を詳しく伝える。
そして具体的な対策として、黒酢もろみ原末と単蜜くろずの併用に活路があることを説明すると、
「それら全部を直ぐに始めます。仕事の拠点が東京と大阪にありますので、両方共にセット一式ずつ配送してください」とご用命くださり、揚々とこの日は東京のお宅へと帰って行かれた。
2月21日 平穏な朝、突然 西の空から問合わせ殺到
この日も快晴。比較的落ち着いた朝。
今日は午前中に漢方薬の予製や事務仕事をして、午後は仕事の打合せと相談予約が何件かぁ、などと緩く構えていた途端、
ビジネスフォンに4本ある薬局の専用回線がたて続けに鳴り始める。
若干あたふたしているスタッフから、関西方面からの問い合わせだと言われて受話器を受け取ると、明らかに気さくな男性が「今しがたラジオを聴いて早速電話をした」との由。
・・・・・・ 、ラジオ?なんだろう?
この季節ならばまた「インフルエンザとか花粉症とか、何かしらに漢方薬の〜〜湯を」的な、いかにもキャッチーな話題が放送されたのかな?
でも何でウチに問い合わせが?
詳しく話を伺えば、その方はラジオ関西で放送されている「桂春蝶のバタフライエフェクト」の熱心なリスナーで、今しがた春蝶さんがお宅の話をラジオでしていて、その内容に興味を持って電話したんや〜、と。
その話の内容が自分にも当てはまる気がしたので、春蝶さんが始めた「くろずもろみ何たら(本人談/笑)」を購入したいと言われて驚く。
そのまま急遽電話相談に応じて、内容説明と配送の手配をとって電話を切ると、ほぼ同時に佐々木優太さんの美人マネージャーからメッセージが入っていることに気づいた。
『10:47 今放送中の春蝶さんの番組で、サント薬局の話をしてます!近日ポッドキャストにも上がるのでチェックしてくださいねー』
って、すでに問い合わせの電話が来てるし!
ただ、そういうことかと合点するがラジオ関西は横浜では受信できないので、放送された内容がもう一つピンとこないなぁ。
すかさず「ピンっ」と、次のメッセージを受信。
『今から電話しても大丈夫ですか?ラジオから電話します!』
・・・・・・ ん?・・・・・・ いま? えーーーーー!!!???
と動揺しているそばから、目の前の電話が鳴り、ディスプレイには関西方面と分かる市外局番の番号が。
出るとラジオ関西の方が「これからスタジオに繋ぎますので、よろしくお願いします」と急展開。
あーもすーもなく受話器の向こうの声が春蝶さんに変わり、横に佐々木優太さんの声もある。
なるほど今日は優太も出演しているのね。オープニングトークで当薬局の事を話してくださり、またそこを紹介した張本人も居るので電話を掛けてくださったのか。
先日の御礼とご挨拶程度で大したお話は披露できなかったけど、お二人の声を聞けて嬉しかった。
その後も一日中、京都・大阪・岡山・和歌山・兵庫などラジオ関西の配信エリアの方々から同様のお問い合わせをいただき、それぞれの健康相談応需・配送手配を無事終わらせる。
いやー桂春蝶さんの影響力(バタフライエフェクト)、大きいわ〜〜。
2017年2月21日放送分オープニングトーク
YouTubeで聴ける!オープニングトーク14:30あたりから当薬局の話題に。
はい、予想外の「山浦ちゃん」いただきましたー笑
実際、養生に対する姿勢の良い方は結果を出しやすいし、比較的早い段階で変化を感じられる人も多いのは当然かもしれません。
- 桂春蝶のバタフライエフェクト http://jocr.jp/blog/be.php
- ポッドキャスト配信はこちら http://jocr.jp/podcast/index.html#be
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