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2013.08.05>黒酢の飲み方アレンジ

吸入器を手放せなかったぜんそくが飲み続けて4か月でみるみる緩和

主婦 43歳 浦田静子さん(仮名)の体験談です。

29歳で突然ぜんそくになった

私が初めてぜんそくの発作を経験したのは29歳のときで、札幌の実家で正月を過ごし、風邪をひいたのがきっかけでした。ゾクゾクと寒気がして息苦しくなり、気管支炎(気管に急性の炎症が起こり、激しく咳が出る病気)のような症状を起こして10日ほど入院。退院後も症状が消えず、自宅に戻ってから病院で検査を受けて、喘息と診断されたのです。

それから週に2~3回通院し、アレルゲン(アレルギーの元になる原因物質)を少しずつ注射して、体を慣れさせていく治療を受けました。医師の話によると、ふつうは半年くらいで体質改善の兆しがでてくるそうですが、3年以上続けても効果がありません。会社に勤めながらの通院がだんだん負担になり、この治療を打ち切ってもらいました。

その後は吸入器に頼りっぱなしです。呼吸が苦しくなるたびに吸入器で気管支拡張剤をのどの奥に送りこみ、ぜんそくの発作を抑えていました。

34歳で結婚して、子供(現在7歳と3歳)が生まれてからは、ますます吸入器が手放せなくなりました。掃除機をかけたり、走り回る子供を追いかけたりすると、必ずのどがゼイゼイと鳴るからです。

そこで、苦しくなったらいつでも使えるように、吸入器を台所やリビング、寝室の枕元などに、1個ずつ備えました。また坂道や階段を昇ったりしても、すぐに苦しくなるので、外出用のバッグにも吸入器が入れてあります。

実は吸入器の使用は1日に1~3回まで、と主治医から制限されています。しかし、病院の薬を飲んでも即効性がないため、ぜんそくの発作が起こりそうになると、つい吸入器を使ってしまいます。

気になった私は、吸入回数を減らす方法が無いものかと、近所の漢方薬局に相談したところ、坂元のくろず(天然醸造酢・1年醗酵の赤箱)とハンガリー産アカシア蜜を混ぜた単蜜くろずを、水で薄めて飲むことをすすめられました。

そんなもので本当に喘息がよくなるのか、にわかには信じられませんでしたが、とにかく試してみることにしました。昨年の10月のことです。

セキ込まないからぐっすり眠れる

単蜜くろずの作り方と飲み方も薬局で教わりました。

(画像クリックで別窓に開きます)


こうして作った単蜜くろずの原液を1回に20mLずつ、朝と晩の1日2回、食前に飲みます。私はこの原液を水で2~3倍に薄めて、朝起きた時と、夕食前に飲みました。空腹のときに甘ずっぱい単蜜くろずを飲むと、さわやかな刺激があって、「これは効く」という実感がわいてきます。

単蜜くろずを飲み始めて最初の3ヶ月間、ぜんそくには変化がありませんでしたが、飲み口の爽やかさが気に入ってこれを飲む習慣を続けました。

すると、4ヶ月目には、吸入器の使用回数が1日4~5回から1~2回に減っていることに気付いたのです。いまでは1回も使わない日もあります。以前は夜中にセキこんで呼吸困難を起こし、手さぐりで吸入器を使ったものですが、朝まで安眠できるようにもなりました。

また、子供と遊んだり掃除機をかけたりしても息苦しくなることはありませんし、咳だけでなく、花粉症に似た鼻炎もよくなり、点鼻薬の使用回数も、かなり減りました。

忙しい主婦にとって、簡単に作れる単蜜くろずは大助かりです。私はぜんそくなどの症状がみるみる軽くなるので、同じような症状に苦しむ人に、是非単蜜くろずをおすすめしたいと思っています。

サント薬局より、一言アドバイス

浦田さんのぜんそくの発作が、単蜜くろずを飲んでよくなったのは、黒酢の働きによって、体の持つ免疫力(病気に対する抵抗力)が強化されたことが要因と思われます。

また、九州大学の藤野武彦先生の研究により、黒酢には赤血球変形能(赤血球のしなやかさ)を改善する働きがあることが判明しています。このため、浦田さんの場合も、血液がサラサラにになり、肺の微小血管の循環が改善された結果、気管の働きがよくなって、ぜんそくの発作がおさまったのでしょう。

前述の免疫力を高めるという点では、黒酢だけでなく、蜂蜜にもその作用があることがわかっています。この点でも単蜜くろずは優れた飲み物なのです。

※「安心」(マキノ出版)1995年7月号特集 語りサント薬局(山浦計介) より抜粋引用
※研究者の肩書は当時のもの

花粉症、アレルギー疾患に関しては、以下も参考にしてください

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