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2013.04.06薬食同源(食養生・薬膳レシピ、食材、食べ方など)

歯のカタチと構造から、人間が本来食べるべき食材を考えてみる

サント薬局は「薬食同源」を旨として、様々な情報を発信していますが、今回は食事を摂取するための入り口である「歯」について書いてみましょう。

歯のかたち

私たち人間は、上あごと下あごにそれぞれ16本ずつ、合計32本の歯を持っています。物を噛む際には、非常に大きな力が加わりますから、歯は人体の中で最も硬い器官となっています。ご存知の通り、大人では生えかわることがありません。

乳歯(子どもの歯)は、生後8ヶ月くらいに下あごの乳中切歯(真中の歯)から生え始め、2歳半くらいまでに上下10本ずつ生え揃います。

最初の永久歯(大人の歯)の第1大臼歯が出てくるのは6歳の頃。しかし実は永久歯は乳歯が生えるかなり初期の頃から、歯ぐき(顎)の骨に中に準備されており、これが歯の生えかわりの時期になって、やっと出てくるのだそうです。

歯ぐきの中で永久歯が成長すると、歯を溶かす細胞の働きで、上にある乳歯の歯根が溶かされるので、グラグラして最後には乳歯が抜け落ちます(脱落)。自然に脱落した乳歯に歯根部分が無いのは、このためです。

※第1大臼歯、第2大臼歯、第3大臼歯にあたる乳歯はありません。また第3大臼歯は「親知らず」と呼ばれ、成人した後、随分経ってから生えることもありますが、現代人の顎の小型化が原因なのか、「親知らず」が生えない人が増えているようです。

hanokatachi

歯がなぜ生えかわるのか、なぜ1回だけ生えかわるのかについては、はっきりとした答えは分かっていません。

おそらく子どもから大人へと成長するにつれて、顎の骨も大きくなるので、それに適合するように歯も大きく、数も増えるものと考えられています。

歯の種類とはたらき

永久歯は、それぞれ上下のあごに切歯4本、犬歯2本、臼歯10本(大臼歯6本、小臼歯4本)の合計32本があります。

切歯は「前歯」と呼ばれ、食べ物などを噛み切ります。犬歯は肉食動物の牙にあたる歯で、鋭く先が尖っており、肉などを引き裂きます。「糸切り歯」などと呼ばれることもありますね。

そして臼歯ですが、読んで字のごとく臼のようなカタチをしています。小臼歯はハンマーのように食べ物を砕き、大臼歯で食べ物を細かくすり潰します。

臼歯は犬歯の5倍

栄養素の消化・吸収を高めたり、線維による腸管免疫を強化させることも、上手に草食肉食のバランスを取ることで初めて可能となりますが、現代の日本の食卓・食習慣は「食の欧米化」が進んでいますので、ついつい肉食中心になりがちです。

上述のように様々なカタチの歯で構成されていることからも、人間は元来雑食性であることが分かりますが、肉を噛み切る犬歯が2本であるのに対して、穀物や野菜果実をすりつぶす臼歯が10本であるという構成比率から考えると、野菜はお肉の5倍食べるべき。

野菜を中心に多く摂り、肉は少量にすることが、人間として最も自然で病気知らずの健康で豊かな生活が出来るのではないかと、私は考えています。

歯の役割

歯の役割は食べ物を噛み砕いて、唾液と混ぜ合わせて飲み込みやすくすることですが、舌や唇とともに発声の補助を行い、また顔の表情のポイントにもなります。

「8020(ハチマルニイマル)運動」と言って、厚生労働省と日本歯科医師会が推進している、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動もあります。

20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われていますので、芸能人じゃなくても正に、「歯は命」なのです!

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おまけ


この記事を書いている最中、私の頭にずっと浮かんでいるイメージはとんかつ定食。

とんかつって、お肉の横に大量のキャベツが盛られてくるでしょ。あれ大正解なんです)^o^(

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