2016.06.13学会・イベントなど参加レポート
毎年恒例、手づくり黒酢らっきょうワークショップ(実習会)の模様
2018年、お客様が動画をご提供くださいました。
毎年恒例・大好評のサント薬局の健康セミナー、『黒酢らっきょう手づくり実習会』の様子です。
6月第1週または第2週、鳥取砂丘らっきょう到着
先ずは特産地、鳥取県鳥取市福部町の栽培農家様から直接取り寄せた鳥取はふくべの砂丘らっきょう。この年は10kg×38個=380kg!
過去最高は600kgの受注もありました。壮観ですが、これ全て前金で予約完売しているというのが驚きですよね。
しかもこのうち半分以上が10kg箱のままで持ち帰られる分なんですよ。
話題の『GIマーク』もばっちり印刷されていますね。(特産品の地理的表示(GIマーク)、2015年6月導入を農水省が決定。)
3kgずつ袋詰めしてお客様へお渡しする準備です。今年は50袋つくります。
合間に来客を受けながら休憩もそこそこに作業したにも関わらず4時間以上かかっちゃいました。
150kgのラッキョウを触っていると、手が砂だらけになりますが、これを丁寧に洗って落とすと…… 、
じゃじゃーーん。こんなにツルツル・ピカピカに。実はラッキョウは肌ツヤもよくしちゃうんですね。
実習当日
いよいよ実習開始。準備完了。
6月10日・11日とそれぞれ15名強のご参加です。実習用のテーブルは3台用意しました。
調味酢の材料。参照:【レシピ公開】鳥取砂丘らっきょうと壺づくり純米黒酢を合わせて自家製漢方薬を作る。
実習に際しての注意点のほか、らっきょうを漢方薬として用いる理由や、当薬局が黒酢やラッキョウと出会ったエピソードを話す山浦。
皆さん真剣に聞いてくださってます。
いよいよ実習開始。最初に根を切ります。
根を切ったら、薄皮を剥きながらキレイに洗います(予洗い)。風紋がつくほど細かい砂粒が残らないよう丁寧に洗ってますよ。
予洗いの後は流水で本洗い。
見て下さい。この美しい白!
洗い終わったら水気を残して腐らせてしまわないよう、キッチンペーパーでしっかり拭きます。
沸騰直前で火を止めた、秘伝の漬け汁をらっきょうに注ぎます。この時熱い汁がガラスビンの内壁に直接触れて割れたりしないよう、らっきょうに当てるように狙って注ぎます。
「呼吸」ができるよう、粗熱がとれるまではキッチンペーパーで蓋をしておきます。落ち着いたら鷹の爪を一切れ入れてピリ辛に仕上げるのも良いでしょう。
※量にもよりますが、1週間程度で取り出すと、辛いものが苦手な方にも喜ばれる味に。
らっきょう自体は3ヶ月くらい漬ければ、食べられるようになります。近年は10月頃まで夏日があっても不思議ではなくなってきているので、バテ予防には十分に間に合います。
最近ではカレーライスの付け合せ程度にしか印象の無いラッキョウを坂元のくろずと合わせて、薬膳ひいては自家製の漢方薬として活用して頂けるということを中医学の考え方を参考にしながらご説明しました。
また、手づくり黒酢らっきょうの手順だけでなく、残った漬け汁や時間が経って歯ごたえの無くなったらっきょうの美味しい再生法などを、サンプルを試食していただきながら、詳しくお伝えすることが出来ました。
今回、ご試食いただいたメニュー
- みじん切りにした黒酢ラッキョウと余った漬け汁を配したポテトサラダ。
- クラッカー(みじん切り黒酢ラッキョウを納豆に混ぜて)。
- 野菜サラダ用のドレッシング。
- オマケ:梅くろずで漬けた青梅をジャムにして、これもクラッカーに載せてみました。
どれも大変好評で安心しました。
2018年 追記:実習会の様子をお客様が撮影してくださいました。 是非ご覧ください。
完成品も販売しています
今年のらっきょう漬けに間に合わなかった方、または興味あるけどちょっと面倒くさいという方は、出来上がった「天然てづくり・くろずらっきょ」を販売していますので、当薬局の店頭または、ネット通販にてお求めください。
お声掛け下されば、オリジナルの「手づくり黒酢らっきょう」レシピを差上げます。市販の酢漬けらっきょうから漬け汁を捨てて、漬け直します。
坂元のくろず、たんみつ、本みりん、天然塩を用いて、オリジナルの漬け汁だけを作って漬け直せば、らっきょうが元の漬け汁を追い出して、本物の黒酢にしっかり漬かってくれますよ。
身近な食材の中には、意外に知られていない活用法が隠れています。今後も「耳寄りな情報」をお伝えしていきますので、当薬局へお気軽にアクセスして下さいね。
各年のスナップはこちら
その他の利用法
- 黒酢らっきょうの漬け汁は、そのまま調味料入れ(醤油さし)に入れておく。(下準備)
- 歯ごたえの無くなった黒酢らっきょうをみじん切りにしてビンに保管しておく。(下準備)
- ポテトサラダを作るときに、みじん切り黒酢らっきょうを適量加えると、一段と美味しくなる。
- 納豆に好みの薬味と一緒にみじん切り黒酢らっきょうを適量加えると、納豆独特のにおいがマイルドに。
- チャーハンをつくるとき、みじん切りらっきょうを加えると味にコクが出る。
その他、『くろずらっきょ』に関する記事はこちらも参考にして下さい
- 妻の狭心症の発作がくろずらっきょうを食べたら軽減し、今では薬が不要に
- 愛娘の不整脈や妻の心臓病がよくなり、私の中性脂肪値も低下した理由
- 子宮筋腫や甲状腺の手術後、著しく落ちた免疫力と体力を見事に回復。
- 夫の肺気腫が改善し、夫婦とも風邪をひかなくなった食卓の名わき役。
- 100㍉以上だった夫の最小血圧が90㍉を切り、肩こりも解消した秘訣。
- 咳、動悸・息切れを撃退し、孫の喘息発作も鎮めたラッキョウの食べ方。
- 長引く咳やぜんそく発作にらっきょうを用いる漢方の知恵。
平成7年から店頭での販売も
このようにして研究・開発した黒酢ラッキョウを「創始本舗 天然手づくり・くろずらっきょ」と命名して発売したのが平成7年。
以来現在にいたるまで、多くの方に常食していただいております。
「創始本舗 天然手づくり・くろずらっきょ」のお求めはこちらから。
なお、現在医師からお薬を出されている方が、薬を服用する期間中に黒酢ラッキョウを食べても一切問題ありません。
メタボリックシンドローム、生活習慣病の予防や、いろいろな病気治療の補助に自信をもってお薦めいたします。
ご相談希望の方へ
山浦卓(薬剤師/医学博士)と対面での個別カウンセリングをご希望の場合はこちらからお願いいたします。
☎0120-045-310(通話無料)
またはWebから。 https://reserva.be/santo/
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