2015.03.17健康・医療
急な気温上昇でスギだけでなくヒノキの花粉も飛散開始か
昨日の強雨から一夜明けて、今日(2015年3月17日)は全国的に4月並みのポカポカ陽気との予報。
九州地方から関東にかけては気温が20度前後まで上がり、名古屋にいたっては22度と5月上旬並みの暖かさだそうです。横浜市青葉区ではこの暖かさは明日も続くとの由。
ちなみに昨日の最高気温は13度でしたが、午後からは雨風のせいか体感温度はもう少し低かったように感じます。このように雨が上がって一気に晴れ上がり、さらに気温も急上昇すると、無用な活躍をし始めるのが、当事者たちからは目の敵にされている花粉ですよね。
一般的に3月4月はスギの花粉が猛威をふるう時期なのですが、ここまで暖かくなると、登場時期の少し遅いヒノキの花粉の一部が出番のタイミングを勘違いして、ノコノコと飛散してしまうのだそうです。
嬉しくない情報ですが、スギに反応する人の7割はヒノキにも反応するといわれており、飛散時期が重なることで花粉症の症状が重症化してしまいます。
今年はただでさえスギ花粉の飛散量が多くて困っている方が多く、毎年鼻水、鼻づまりには悩まされるものの、目のかゆみはあまり訴えない患者さんが、今年に限っては目が痒くて仕方が無いと相談に来局されるパターンが非常に目立ちます。
だいたい2月中旬から5月上旬までが花粉症シーズンと言われますが、今年の猛威は早くもトップギアに入ろうとしているのかも知れませんね。
花粉症を始めとするアレルギー症状には対症療法だけでなく漢方的なアプローチも大変有効。
もしも一般的な治療を受けても効果が少ない場合は、お近くの漢方相談専門薬局を訪ねてみてはいかがでしょうか?
花粉症、アレルギー疾患に関しては、以下も参考にしてください
- 注目されるアレルゲン免疫療法だが、残念ながら普及しないと思う。
- 花粉症は治りますか?
- 花粉だけじゃない。春のアレルギーに対する5つの対策。
- どうせ治らない花粉症ならば、いっそ花粉と上手に付き合っていこうよ
- 花粉症の薬を一生飲むつもりですか?と言われ、目からウロコ状態でした。
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