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2015.02.16学会・イベントなど参加レポート

サンサンシステムの生みの親と対面。日本フラボノイド研究会 in 四ツ谷

昨日2/15に東京・四ツ谷で開催された日本フラボノイド研究会(Japan Flabonoids Association:略称JFA)南関東ブロック総会および研修会に出席して来ました。

今回の特別講演の演目と講師プロフィールは下記の通り。

日本フラボノイド研究会とは

日本フラボノイド研究会(略称JFA)は、1990年7月の設立以来、「めざせ生涯現役!」のスローガンのもとに、「医食同源」の教えを尊重し、地域社会の健康と福祉に貢献する事を目的とする全国の薬局・薬店の組織です。

JFAでは、健康をとりまく環境が大きく変化するなか、健康に関し的確なアドバイスのできる薬局・薬店の専門家を「生活習慣病アドバイザー」として、地域社会のより多くの人々に健康で快適な毎日をお届けしたいと考えています。

日本フラボノイド研究会HPより

特別講演①:「JFA創立から成長の歴史と相談薬局・薬店の未来について」

講師:若生幸秀(ワコウユキヒデ)氏
獣医師
東京農工大学 獣医学部卒
山之内製薬(現アステラス製薬)入社。
動物薬開発担当、ヘルスケア製品開発担当、健康科学研究所開発部部長を歴任。
日本シャクリー出向。
取締役 技術製品本部部長を歴任。
山之内製薬退社。
現在、オキ ユーロファーマ技術顧問。
健康科学研究所時代に、サンウエル社の製品開発を担当、主な製品はGBE-24、エキサティバ、ハルンデール。

特別講演②:「欧州からのJFA製品の探索・導入活動とそのフォローアップについて」

講師:小西興亜(コニシオキツグ)氏
薬剤師、衛生検査技師
岐阜薬科大学 薬学部卒
山之内製薬(現アステラス製薬)入社。
山之内製薬において15年間新薬の治験に従事後、1980年に山之内製薬初代欧州事務所をロンドンに設立し6年間駐在。1990年オランダの欧州本部副社長を歴任。
1994〜2000年まで日本製薬工業会JPMAの欧米部長を兼任しながらJFAの新製品開発を担当。主な製品としてカイアクロン。
2000年8月に山之内製薬退社後、2001年1月、ロンドンに帝国製薬英国法人を設立。社長として赴任。
2010年8月帝国製薬退社後、同年9月にオキユーロファーマ株式会社を設立して現在に至る。
足掛け20年に渡る欧州在任中に得られた知己との関係を活かし、ヘルスケア製品の導出入業務を推進中。

とうとう若生幸秀氏と会えた!

日本フラボノイド研究会の設立に深く関わっていた会社を大東化学(株)といい、この会社はその後、山之内製薬の子会社(株)サンウエルへと組織を移し、更に現在は山之内時代よりも大資本のアサヒビール系列アサヒフードアンドヘルスケア(株)傘下にて、変わらず高い品質を誇る製品の供給を行っています。

この経緯の中で、当時山之内製薬にいらした若生幸秀氏を始めとする面々と大東化学(サンウエル)との製品やソフト開発に、私の父でもある当薬局創業者の山浦計介が妙なご縁から参加するようになり、会社そしてほぼ≒(ニアリーイコール)な関係であったJFAとは、現在に至るまで30年来のお付き合いをさせていただいております。

JFAが設立されるよりもはるか昔、1982、3年頃だったのではないかと記憶していますが、慶應義塾大学内科の専任講師でいらした片岡邦三先生がデータを取られたサンサンシステムという減量ソフトの相談薬局・薬店向けマニュアルの草案草稿を、若生氏や同じく山之内製薬にいらした関根氏と一緒に父の自宅や地方の旅館に「合宿」して血を吐くような(当事者談(笑、苦労の末まとめあげたという話が語り草になっているんですね。

…… ですから、若生氏はサンサンシステムの生みの親のうちの一人ということになるのです。

その後、漢方サント薬局としてのJFA活動は、実質私が引き継いだものの、すでに「伝説の人物」化していた若生氏とはお会いする機会がありませんでした。

しかし今回その「レジェンド」が特別講演の講師を務められると聞いて、サント薬局の歴史においても超重要なキーパーソンとの初対面の大チャンスだと思い、胸踊らせて会場入りしました。

幸いにも講演前にご挨拶させて頂き、また懇親会の席でも父の名前を懐かしまれたり当時のサンサンシステム開発秘話を聞かせて下さったり、また同日講師を務められた小西氏は当時若生氏の後任だったいうことでご紹介いただきご挨拶。

氏の講演内容もまた明日からの店頭業務に活力を与えて下さる爽やかなお話でした。久しぶりに収穫の多い充実した1日となり感謝感激です。



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