2012.08.01>黒酢の飲み方アレンジ
本物の黒酢を正しく飲む方法
若く見えるあの人はもう始めてる?家庭の名医、坂元のくろず(1年醗酵熟成・赤箱入り)
酢がカラダに良いということは一般的に知られていることですが、もしも健康づくりを目的にするならば天然醸造酢(米黒酢)をおすすめします。
天然醸造酢の大きな特徴は、その醸造過程で16種類のアミノ酸が生成・含有される点にあります。特に、このうち8種類は必須アミノ酸といい、健康の維持、病気退治には欠かせない栄養成分です。
天然醸造酢の中でも、米黒酢には各種アミノ酸に加え、コハク酸や乳酸などの有機酸類も豊富に含有されており、すぐれた機能性を持つ酢として知られています。
とくに米黒酢の作用については、1980年代から愛媛大学医学部の奥田拓道先生、昭和大学医学部の中山貞男先生、 九州大学健康科学センターの藤野武彦先生など、多くの研究者が、詳細な報告をされています。
正しい黒酢の選び方はこちら。
その成果をかいつまむと、先ず米黒酢には肥満を解消し、それと同時に中性脂肪値、血圧、血糖値を下げる働きが認められています。
中でも高血圧症に対しては、通常は下がりにくいとされている最小血圧(下の血圧)が顕著に下がる傾向にあるようです。
また米黒酢は、血液中の赤血球のしなやかさ(赤血球変形能)を高めてくれます。これにより血液の粘弾性が落ちて、血液がサラサラになる一方で、血管も強く柔軟になるので、全身の血液循環がよくなり、脳血栓や心筋梗塞の予防にも役立ちます。
さらにアトピー性皮膚炎やアレルギー性疾患にも米黒酢は効力を発揮するほか、自律神経失調症や更年期障害などの神経症、不眠症、眼精疲労、筋肉痛、痔疾にも用いられたとの報告もありますし、また肌を美しくするなど、美容面での応用もできるようです。
ハンガリー産アカシアハニー「単蜜」ならば、糖尿病の方や、スタイルを気にする方でも安心
ハチミツは栄養価に優れた食品であるだけでなく、お通じをよくする働きももっています。
ちなみに黒酢にも腸壁を刺激し、新陳代謝を活発にする作用があるので、両社あいまって腸の活動がよくなります。したがって慢性的な便秘で悩んでいる方にも「単蜜くろず」は喜ばれます。
昔の人は「腸の汚れは万病のもと」と言いました。これは現代の免疫学から見ても正しい考え方と言えます。腸の動きは体の抵抗力という点で大きな役割を果たすリンパ球(白血球の一種)の生成に関わっており、元気な腸であれば、それだけ体を守る力が高まるからです。
ところで、糖尿病を患っている方から、ハチミツを摂ることで症状が悪化すことが無いか?と質問を受けることがよくあります。医師からハチミツの摂取さえも禁じられているような、重い糖尿病の患者さんは別として、一般的には高品質のハチミツであれば問題はありません。
純粋で上質なハチミツでは、その糖分のうち、果糖が40%程度を占めています。
この果糖には、実は血糖をコントロールする働きがあることが知られていますので、高品質のハチミツであれば、むしろ糖尿病の人に向いている食品といえるのです。
「単蜜(たんみつ)」を合わせる理由は3つ
くろずを飲む際にハンガリー産アカシアハニー「単蜜(たんみつ)」を合わせる理由は3つあります。
- 矯味矯臭(味を整えて飲みやすくする)
- 胃粘膜、腸粘膜を保護・滋潤する
- 上級の果糖比率が高いので、くろずの吸収を高め効率良く機能性を発揮させる
※ただし市販のハチミツを用いると、時にブドウ糖が多すぎて毎日決まった量を摂取するため血糖値が上がってしまったり、太ってしまう危険があるので要注意。
普段パンに塗ったり、お料理に用いたりするハチミツならば構いませんが、「症状改善、病気予防などの目的を持って黒酢を飲む際に用いるハチミツ」に限っては、是非厳しい目でお選び頂き、間違いの無い品物をお使い下さいね。
「単蜜くろず(はちくろ)」ならば、酸っぱいものが苦手な方でも大丈夫
さて、単蜜くろず(はちくろ)はカラダに良いだけでなく、美味しい飲み物であることが、何よりの魅力です。中国伝統医学には「体に良いものはおいしい」という考え方もありますからね。
また、中国最古の伝統医学書『黄帝内経・素問(こうていだいけい・そもん)』には、こんな言葉もあります。「聖人は已病(いびょう)を治(ち)さず、未病を治(ち)す」―聖人とは名医のことで、優れた医者とは、すでに病気になった者を治すのではなく、病気を未然に防ぐ人のことだ、というものです。
単蜜くろずを飲んだら、なかなか改善しなかった症状が和らいだ人や、薬が不要になった人に、ワタシはたくさんお話を聞いてきました。
しかしそれ以上に、単蜜くろず(はちくろ)はまさに「聖人(名医)」であり、健康維持を心がけている人、あるいは病気とまでいかないが、不快な症状に悩んでいる人にも、どんどん利用して頂きたい飲み物といえるのです。
単蜜くろず(はちくろ)の作り方・用い方
単蜜くろずを用いる際の注意点
- 一定量の目安で飲む。より早い大きな効果を期待すると、ついつい量を多めにしがちです。しかし、普段の食生活を補助するような気持で、一定の分量を守って飲むことが大切です。
- 一定期間飲み続けること。赤血球の寿命や細胞の代謝からみて、何らかの症状改善を望むならば、4か月は続けるべきでしょう。
- 一定のリズムで飲むこと。飲んだり飲まなかったり、昨日は朝だけ飲んで今日は夜だけ飲む、といった気ままな飲み方は感心しません。決まったリズムで生活の中に取り入れるのが、最も効果的な飲み方です。
正しいアイテム選びをした上でこれらを守って飲めば、必ず答えはついてきます。自信を持って大切なお身体を労わってあげてください。
※「安心」(マキノ出版)1995年7月号特集 語りサント薬局(山浦計介) より抜粋引用
※研究者の肩書は当時のもの
よく聞かれる黒酢Q&A
- 黒酢Q&Aその1(初めての方) https://045310.com/kurozu-faq1/
- 黒酢Q&Aその2(使用者編) https://045310.com/kurozu-faq2/
くろずについてはこちらも参考にしてください
- 胃潰瘍・胃癌を心配する方からの質問:ピロリ菌と黒酢の関係は?
- 天然醸造酢が傷んだ胃腸を修復。中高年は毎日少量の飲酢が最良の健胃法
- あれも黒酢?これも黒酢?分かりにくいので食酢品質表示基準で確認してみた
- 黒酢で歯(や骨)が溶けて、酸蝕歯(や骨粗鬆症)になるってホント?
- 壺と甕の違い。世界に類を見ない壺づくり純米黒酢の独特な伝統製法
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