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2012.02.05Tips(ヒント)あれこれ

便秘をあきらめていませんか?冷え性の自覚が無いのに寒がりの人も

蠕動運動を高める条件

排便時に便を押し出す腸の動きを「蠕動運動(ぜんどううんどう)」と呼び、この「蠕動運動」が最も活発に行われるための条件がありあます。

腸管の温度が【体温(平熱)+ 1.5~2℃】くらいまで高まっていること。もちろん頭の中で「温かくなれ!」なぁんて考えても、意図的に腸管温度を高めることは出来ません(>.<)

すでに慢性的な便秘をしている、または便秘気味の方は、もしかするとお腹を温める力が不足しているのかもしれません。

ですから便秘症の方が同時に「冷え性」を訴えるケースが多く見られるのです。

 

畏寒とは

不思議な事に、「冷え性の自覚は無いけど寒がりだ」…という方も居ます。

夏でもニット帽をかぶったり、無意識に火の側で(手をかざしたりして)暖を取ろうとするタイプで、畏寒と表現されます。これも要注意。

 

冷やす生活習慣を避ける

そういった場合は、お腹はもちろん身体全体を冷やさないよう、生活習慣を見直します。

例えば、生野菜(サラダなど)を食べる頻度が高いとか、日本茶やウーロン茶をしょっちゅう飲む方。

これら(クールダウン食品)は熱を持った身体を冷ます働きがありますので、冷え性の方が摂取し過ぎるとあまりよくありません。

 

入浴の大切さ

また忙しいからと言って入浴をシャワーだけで済ましてしまうと、皮膚の表面しか温まらないので、言葉通り身体の芯まで温めるよう心掛けると良いでしょう。

睡眠時間を30分削ってでも、きちんと湯船に浸かって身体を温めた方が、はるかに休息が取れ、翌日に疲れが残りません。

 

薬を使う前に出来ること

「便秘」や「冷え」をお持ちの方はこういった食生活や入浴法など、ちょっとした生活習慣を見直すだけでも薬を使うまでもなく症状が改善する場合もあります。

「生活習慣の見直しだけでは、うまく行かない」という方は、こちら!

 

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