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2012.08.25Tips(ヒント)あれこれ

夏だけ便秘の人

夏だけ便秘の不思議

夏の真っ只中、暑さ厳しい毎日をいかがお過ごしでしょうか。この時期に増えるご相談内容の定番は夏バテと便秘です。特に便秘については、普段快便なのに夏だけは便秘傾向になるという方が少なくありません。

「夏だけ便秘」の原因の多くは暑邪と呼ばれる季節性の外邪(自然界の気候の変化による病因)で、湿邪(水分代謝障害)とセットの症状を呈する場合がほとんどなので、まさに日本の夏のイメージですね。

「冬、お腹が冷えて腸の動きが悪くなるために便秘が悪化するのは想像しやすいけど、なんで暑い夏にも便秘なの?」と思われるかもしれません。

 

原因は腸内の水分不足

夏に便秘になりやすい理由は、1年の中で一番汗をかく季節だからです。理想的な便の水分は70~80%。これよりも少なければカチコチウンチになりますし、多過ぎれば軟便や下痢になってしまします。

人間は体内の水分排泄を汗と尿で行いますが、暑い日にたくさん汗をかけば、腸内の水分も失われてしまいますから、普段便秘と無縁の人でも、にわかに便秘状態になることがあるのです。日常、水分摂取に無頓着な方は尚更ですね。

そうかと言って、キンキンに冷やした飲み物をガブガブ飲めば、お腹が冷えてしまい余計に便性が悪化したり、夏バテの併発で体力を消耗するせいで腸の蠕動(便を押し出す運動)が弱り、ますますウンチを押し出す力が落ちる、といった負のスパイラルが待ってます(>_<)

ですのでお腹を冷やさず、適度に水分を保てるように気をつける必要があるので、常温のお水や白湯での水分補給が無難でしょう。

ともあれ、「夏だけ便秘」の場合、何よりも先に試すべきは十分な水分補給です。あとは便の滑りを良くするだけでなく水分の貯留もしやすくなるよう、食事のメニューに繊維質の食材を増やしましょう。それだけで便秘解消すれば理想的ですよね。

色々と注意はしているんだけど、お通じのコントロールを上手く出来ていないかたはこちらを参考にしてみてください。

 

 

☆赤ちゃんや小さな子供は大人と違い、自分の意志で水分補給をすることが出来ませんから、ママや周りの大人が注意深く観察しましょうね。

 

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